マクドナルド、純利益68倍

 日本マクドナルドホールディングスが9日に発表した、2017年6月中間連結決算によると、純利益は前年同期の約68倍の107億1600万円だったそうです。

 諸幹現切れの中国産鶏肉の問題や、異物混入問題で低迷していた業績がようやく回復してきたようです。景気が全体的に上向いているので、その恩恵もありそうで、2017年12月期予想は過去最高の純利益200億円に上方修正しています。

 サラ・カサノバ社長もその辺を感じているのか、記者会見では「完全復活とは言えない」と語っています。ファーストフードも多様化し、ハンバーガーと言う食べ物が選ばれる理由、そのハンバーガーの中でマクドナルドが選ばれる理由が無ければ客は離れていくでしょう。

 正直自分も、ハンバーガーって特別食べたいと思わないし、マクドナルドにも10年以上行っていません。ちょっと何か食べようと思ったら、コンビニで何でも揃いますしね。子どもの頃は、確かにマクドナルドと言うと心躍るものがあったのですが。

ファミマとユニー統合へ

 コンビニ3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)が経営統合の検討に入ったそうです。

 統合によって、ファミリーマートとサークルKサンクスを合わせた国内店舗数は最大手セブン―イレブン・ジャパンと肩を並べる事になります。しかし、二社のコンビニ事業を足しても、昨年二月期の売上高は二兆六千百億円と、セブン-イレブン(三兆七千八百億円)に一兆円以上離されています。

 セブンイレブンは自社専用に商品を提供する納入企業と契約、プライベートブランド(PB)を次々投入。入れ立てコーヒーや、金の食パンなどヒット商品を生み出し、大手四社中で唯一、営業利益を一割以上伸ばしています。

 日本フランチャイズチェーン協会によると、全国のコンビニ店舗数は5万店を超え、飽和状態。既存店の売り上げも今年一月までの十カ月連続で前年同月比マイナス。厳しい環境の中、規模拡大で納入業者への交渉力アップ、PB商品開発を強化、商品配送のコスト削減を進める戦略と見られます。

吉野家、値上げ

 牛丼チェーンの吉野家の9日発表によると、今月17日から、牛丼並盛りの税込み価格を80円値上げして380円に、大盛りを90円高い550円、特盛りが120円高い680円となる。牛カルビ丼は全サイズで100円、牛鮭定食など定食メニュー7品は30~100円値上げするそうです。

 2013年4月には、牛丼チェーン大手3社は揃って牛丼並盛り280円でしたが、2014年4月に吉野家が300円に、松屋が290円に値上げ。すき家も8月に291円に値上げしていました。デフレ時代には低価格を競い、デフレの象徴的な存在だった3社でしたが、大きく状況が変わってきました。

 円安による輸入食品絵上がり、特に牛肉は新興国での需要拡大などを背景に、昨年の同じ時期に比べて2倍近くまで上昇しているとか。さらに、景気回復で人手不足となり、人件費も上昇。すき家などは時給を上げても人を確保出来ず、閉店する店舗が出ているほど。

 値上げは17日午後3時から全店で一斉に行われると言うことです。