KYBが不正品使用70の施設名を公表

 油圧式の免震装置と制震装置の検査データ改竄問題で、KYB株式会社は不正品使用が疑われる987件のうち、70県の施設名を公表しました。

 公表されたのは、中央合同庁舎3号館や財務省本庁舎、中央合同庁舎1号館本館、愛知県庁、長野県庁本館等。その他のマンションや観光施設は、今後所有者側の了解が得られれば公表するとしています。

 問題となっている製品は、免震ダンパーや制震ダンパーと呼ばれ、油圧シリンダーで地震の揺れを吸収するものです。不正があると見られるのは1万点以上におよび、KYBは生産能力を5倍に引き上げ、当面新規の出荷は行わず、不正品の交換を最優先すると言う事ですが、それでも月に500本が限界で、全ての不正品を交換するには2年以上かかると見通しです。

 KYBにはこれらの製品をチェックする人員が一人しかおらず、度重なる震災で製品の需要が増える中、納期に間に合わせるために不正が常態化していたようです。ただ、不正自体は15年前から行われており、それだけが不正の原因では無さそうです。この辺りは、今後の調査で解明されることを期待したいと思います。

マクドナルド、純利益68倍

 日本マクドナルドホールディングスが9日に発表した、2017年6月中間連結決算によると、純利益は前年同期の約68倍の107億1600万円だったそうです。

 諸幹現切れの中国産鶏肉の問題や、異物混入問題で低迷していた業績がようやく回復してきたようです。景気が全体的に上向いているので、その恩恵もありそうで、2017年12月期予想は過去最高の純利益200億円に上方修正しています。

 サラ・カサノバ社長もその辺を感じているのか、記者会見では「完全復活とは言えない」と語っています。ファーストフードも多様化し、ハンバーガーと言う食べ物が選ばれる理由、そのハンバーガーの中でマクドナルドが選ばれる理由が無ければ客は離れていくでしょう。

 正直自分も、ハンバーガーって特別食べたいと思わないし、マクドナルドにも10年以上行っていません。ちょっと何か食べようと思ったら、コンビニで何でも揃いますしね。子どもの頃は、確かにマクドナルドと言うと心躍るものがあったのですが。

ファミマとユニー統合へ

 コンビニ3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)が経営統合の検討に入ったそうです。

 統合によって、ファミリーマートとサークルKサンクスを合わせた国内店舗数は最大手セブン―イレブン・ジャパンと肩を並べる事になります。しかし、二社のコンビニ事業を足しても、昨年二月期の売上高は二兆六千百億円と、セブン-イレブン(三兆七千八百億円)に一兆円以上離されています。

 セブンイレブンは自社専用に商品を提供する納入企業と契約、プライベートブランド(PB)を次々投入。入れ立てコーヒーや、金の食パンなどヒット商品を生み出し、大手四社中で唯一、営業利益を一割以上伸ばしています。

 日本フランチャイズチェーン協会によると、全国のコンビニ店舗数は5万店を超え、飽和状態。既存店の売り上げも今年一月までの十カ月連続で前年同月比マイナス。厳しい環境の中、規模拡大で納入業者への交渉力アップ、PB商品開発を強化、商品配送のコスト削減を進める戦略と見られます。