ファミマとユニー統合へ

 コンビニ3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)が経営統合の検討に入ったそうです。

 統合によって、ファミリーマートとサークルKサンクスを合わせた国内店舗数は最大手セブン―イレブン・ジャパンと肩を並べる事になります。しかし、二社のコンビニ事業を足しても、昨年二月期の売上高は二兆六千百億円と、セブン-イレブン(三兆七千八百億円)に一兆円以上離されています。

 セブンイレブンは自社専用に商品を提供する納入企業と契約、プライベートブランド(PB)を次々投入。入れ立てコーヒーや、金の食パンなどヒット商品を生み出し、大手四社中で唯一、営業利益を一割以上伸ばしています。

 日本フランチャイズチェーン協会によると、全国のコンビニ店舗数は5万店を超え、飽和状態。既存店の売り上げも今年一月までの十カ月連続で前年同月比マイナス。厳しい環境の中、規模拡大で納入業者への交渉力アップ、PB商品開発を強化、商品配送のコスト削減を進める戦略と見られます。

吉野家、値上げ

 牛丼チェーンの吉野家の9日発表によると、今月17日から、牛丼並盛りの税込み価格を80円値上げして380円に、大盛りを90円高い550円、特盛りが120円高い680円となる。牛カルビ丼は全サイズで100円、牛鮭定食など定食メニュー7品は30~100円値上げするそうです。

 2013年4月には、牛丼チェーン大手3社は揃って牛丼並盛り280円でしたが、2014年4月に吉野家が300円に、松屋が290円に値上げ。すき家も8月に291円に値上げしていました。デフレ時代には低価格を競い、デフレの象徴的な存在だった3社でしたが、大きく状況が変わってきました。

 円安による輸入食品絵上がり、特に牛肉は新興国での需要拡大などを背景に、昨年の同じ時期に比べて2倍近くまで上昇しているとか。さらに、景気回復で人手不足となり、人件費も上昇。すき家などは時給を上げても人を確保出来ず、閉店する店舗が出ているほど。

 値上げは17日午後3時から全店で一斉に行われると言うことです。

2千円札の流通、1億枚割り込む

 2000年7月に発行されて以来、今年で15年目を迎えた2千円札の流通枚数が1億枚を割り込んだそうです。

 2千円札は第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年をきっかけとして、1999年(平成11年)に当時の小渕恵三内閣総理大臣が発案、2000年(平成12年)7月19日に森内閣のもとで発行さた通常の日本銀行券であり、記念紙幣ではありません。戦後初の「1」と「5」以外の単位の通貨であり、表面のデザインが人物でないこと、最新の偽造防止技術が多数採用されたこともあり、一時話題となったのですが、一過性の物で終わってしまい、その後流通・使用は低調となりました。

 コンビニエンスストアの現金自動預け払い機(ATM)では、用意する紙幣の枚数を抑えられるため、1000円単位の出金の際は2千円札が優先して出るように設定されていた時期もありましたが、現在この設定が残っているのは沖縄の店舗のみだそうです。2003年度までに計8億8000万枚発行されたものの、2004年度以降は印刷されておらず、今年6月末現在の流通量は9900万枚と言う事です。

 そう言えば、見た記憶がありません、2千円札。すっかりその存在を忘れていました。